R5.9.9 今回の豪雨災害に対するコメント

1. 豪雨災害に対する受け止め
   この度の日立市に大きな被害をもたらしました、線状降水帯による短時間での大雨のすさまじさ、自然の力の大きさをまざまざと見せつけられ、驚きを禁じ得ないところでございます。
   この豪雨災害により、市内全域で道路冠水、土砂崩れ、床下・床上浸水、停電などの災害が頻発し、一時期、市民からの通報も多数で応じられない状況でありました。
   まずは、全市の被害状況を把握し、速やかに普及できるよう努力したいと考えております。
2. 市役所本庁舎の浸水被害
   市役所本庁舎の浸水被害につきましては、災害に強いということで新設した本庁舎が、西側の数沢川の氾濫により庁舎地下に浸水、電源機器が水没し、停電となりましたことは、想定外の出来事でありました。
   この市役所本庁舎の停電により、市民課の証明書等の発行業務を停止せざるを得ない状況となってしまいました。
   その代替として、全ての支所は土日開庁して、市民の皆様の相談業務を中心に行うことといたしました。
   なお、住民票の写し、印鑑登録証明書、課税証明書、納税証明書はコンビニでの交付が可能となっております。（戸籍証明書の発行は取り扱いできません）
3. 県道日立・山方線等の通行止めについて
   隣接市を結ぶ県道日立・山方線、日立・常陸太田線及び十王・里美線は、土砂崩れの影響により通行止めの状況となっており、被災状況の全容調査について、茨城県、更には自衛隊の協力をいただき、鋭意、全力で進めていきたいと考えております。（日立市長 小川春樹）