R5.12.26 令和5年の日立市を振り返って

本年も残すところ、あと僅かとなりました。
令和5年は、何と申しましても激甚化・頻発化する自然災害の脅威が色濃く刻まれた年でありました。9月の台風13号に伴う豪雨の影響により、これまでに経験のない大きな被害が発生し、現在も各所に深い爪痕を残しております。今後も、仮復旧から本復旧に向けた取組を確実に進めてまいります。
また、不安定さを増す国際情勢を背景とした物価高騰が、市民生活にも大きな影響を及ぼした年でもありました。その一方で、新型コロナの5類移行という大きな転換点を迎え、まち全体のにぎわいが戻りつつあることを感じることができた一年でもありました。
こうした中、日立駅前大型商業施設「ヒタチエ」のリニューアルオープンをはじめ、特別養護老人ホーム「萬春園」新施設の供用開始、さらには小・中学校、特別支援学校の給食費の完全無償化など、多くの重要事業を推し進めることができましたことは、誠に大きな喜びであります。
これからも「全ては市民の皆様のために」を市政の基本として、安心と活力に満ち、誰もが未来に夢や希望を抱けるまちづくりを進めてまいりますので、皆様には温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、皆様、良いお年をお迎えください。（日立市長　小川春樹）