R6.1.7 新年恒例の日立市消防出初式を挙行

本日、新年恒例の日立市消防出初式を挙行しました。
昨今の自然災害は激甚化・頻発化の一途をたどり、今年の元日に発生した能登半島でのマグニチュード7.6の大地震、昨年9月の本市を含む県北3市やいわき市などを襲った台風13号に伴う線状降水帯による水害など、全国各地で大規模災害が発生しております。
行政を担う私たちにとって、あらゆる災害への備え、まさに安全・安心のまちづくりは、仕事の根幹であると改めて認識したところであります。
また、出初式は、これまで約70年にわたり平和通りを会場に式典やパレードを実施してまいりましたが、今回から市民参加型の出初式として消防拠点施設（神峰町）で行うことといたしました。
その一方で、市民の皆様の防火・防災意識の啓発を図るともに、消防関係者の士気を高めるという目的は変わらず、私からは、参集した400名超の消防関係者に対し、本市の防災体制の「要」として、市民の皆様の信頼と期待に応えるべく、「人にやさしく、現場に強く」の精神で職務に精励されるよう訓示を行いました。
本市といたしましては、今後も、関係機関との緊密な連携のもと、これまでの災害を教訓とした防災・減災体制の充実や消防力の強化に取り組んでまいりますので、引き続きのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。（日立市長　小川春樹）