【トピックス】
元禄から令和へ。地域の絆を紡ぐ「日立風流物」の新たな拠点が誕生


本日、宮田幼稚園跡地で整備を進めておりました、日立風流物収蔵施設の完成記念式典を挙行いたしました。
日立風流物の歴史は、1695年(元禄8年)、水戸藩2代藩主徳川光圀公の治世に遡ります。宮田村の氏子たちが、無病息災・五穀豊穣を祈願して、祭礼に奉納したことがその始まりです。
その後、戦災による焼失とその後の復元など、さまざまな紆余曲折がございましたが、地域の皆様の多大なご尽力により、1959年(昭和34年)に山車として初めて国の重要有形民俗文化財に指定され、1977年(昭和52年)には、国の無形民俗文化財に指定されました。
そして、2009年(平成21年)にはユネスコの無形文化遺産に認定されました。さらに、2016年(平成28年)には、他の類似した行事も含めて計33件の行事が「山・鉾・屋台行事」として拡張登録され、本市、そして、日本を代表する民俗文化財に位置付けられました。
山車の組立て方法や人形操作、鳴り物など、数多くの技術が地域の人々によって大切に受け継がれてきましたが、その背景には、地域の皆様の祈りと愛情、そして長い伝統と歴史が積み重なっているわけであります。また、世代を超えて受け継がれてきた技や知恵は、地域の結びつきや人と人との絆を育み、地域社会を支える大きな力となってまいりました。こうした思いが詰まった風流物を、次の世代へと確実に伝えていくことは、私たちに課せられた重要な責務であると認識しております。
そのような中、地元である宮田地区に、この大切な文化遺産をよりよい状態で保存・継承する環境が整いましたことは、誠に喜ばしい限りです。今後も、日立郷土芸能保存会や地域の皆様と連携しながら、風流物の保存と継承に積極的に取り組んでまいります。
また、本市の春の風物詩である、「日立さくらまつり」は4月4日・5日の土日に開催されます。今年の桜はお祭りの前々日、2日頃に満開を迎える予想ですので、咲き誇る桜を背景に繰り広げられる豪壮華麗な風流物は、本市の春を象徴する、まさに圧巻の光景となることでしょう。
さらに、今年は、7年に1度の「神峰神社大祭礼」の年でもございます。5月のゴールデンウイークには、4町の風流物が一堂に会する歴史的な瞬間を、多くの皆様にご覧いただきたいと存じます。
春爛漫の日立市へ、ご家族・ご友人お誘い合わせの上、是非お出かけください。
(令和8年3月25日 投稿 日立市長 小川春樹)
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