第10回日立市新庁舎建設市民懇話会を開催しました。

1．開催日時

平成27年10月26日（月曜日）午後1時30分から午後3時まで

2．開催場所

日立市役所 議会第1・2会議室

3．出席者

（1）新庁舎建設市民懇話会委員

小柳委員（会長）、富樫委員（副会長）、金子委員、小室委員、佐々木委員、白土委員、橋本委員 以上7名

（2）事務局

佐藤総務部長、岡部局長、大平課長、佐藤副参事、東谷課長補佐、田村係長、滝係長、豊田係長、林主幹、大窪企画員 以上10名

（3）設計者

北澤伸浩（SANAA事務所）

4．会議資料

1. 会議次第
2. 日立市新庁舎建設第2期本体工事実施設計報告書（概要版）
3. 新庁舎サイン整備について

（補足）内容は、関連資料を参照してください。

5．会議内容

（1）議事

1. 第2期本体工事実施設計報告書（概要版）について
2. 新庁舎サイン整備について
3. 質疑等

（2）主な意見等

第2期本体工事実施設計報告書（概要版）について

1. 大屋根部分のイメージが変わったようだが、吹き抜けは最初からあったのか。
   【事務局回答】前回説明時においては、大屋根が二分割されていたが、検討を進める中で一体の形状のほうが使い勝手が良いということで変更した。屋根が鉄板であるため、採光の点からも屋根に穴を開け、その下に芝生を植えるなどして憩いの場にしてはどうかということになった。
2. 大屋根の強風対策はどのように考えているか。
   【事務局回答】風速60メートルに耐えられるような構造としている。積雪についても、この地域の設計基準である積雪量40センチメートルに耐えられるようにするなど、十分な安全性を確保している。大屋根は、災害時において避難活動の拠点となることから、構造には最大級の配慮をした安全な建物としている。
3. 大雨による水はけはどのようになっているか。
   【事務局回答】新庁舎の建設に当たっては、いくつかの候補地の中から利便性や防災の観点で建設地を決定した経緯がある。ここは海抜43メートルで津波の心配はない。雨水の排水計画については、建物から国道まで約1メートルの傾斜をつけて、敷地北側に位置する数沢川に雨水を流すこととしており問題はないと考えている。
4. 多目的ホールの活用についてどのように考えているか。
   【事務局回答】現在、活用方法の検討中である。様々な使い方が想定されるが、使い方に合わせた備品整備も必要となるため、今後更に具体的な検討を進めたい。
5. 市民から多目的ホールを使いたいという話が出るかもしれない。使用料や使用目的等の運用方針を決めておく必要があると思う。隣接してレストランもできるので上手く活用してほしい。
6. 市民の方だけでなく、外部にも情報発信してふれあいの場として利用していくことも必要ではないか。これから体育館も新しくなるので、併せてPRしていくことも必要だと思う。
7. 多目的ホールは、3面ガラス張りの建物とのことであるので、近隣の学校の生徒たちの協力を得て、JWAYやラジオ等の媒体を利用し、日立の情報を発信するのも良いのではないか。また、レストランを地産地消の推進の場として活用してはどうか。

新庁舎サイン整備について

1. 庁舎の玄関を案内するチャイムと駐車場やバス停、玄関、総合案内所、エレベーターまでの誘導ブロック、通路の誘導ブロック、議場やトイレへの誘導などがあると良い。
   【事務局回答】バリアフリー関連設備検討委員会を設けており、サインについても障害のある方の意見に配慮しながら、具体的な位置や高さ、文字の大きさなどを十分検討することとしている。
2. 外国人向けのサインはどのように考えているか。
   【事務局回答】サインの基本的な考え方としてピクトサインの採用を考えている。外国語表記については、先進事例の視察など、他市の状況を調査した結果、日本語と英語で十分との話もあるため、外国の方への対応としては英語表記とピクトサインで進めることとしている。
3. 国道6号の市役所入口交差点の手前に市役所への案内（誘導）サインを設置する予定はあるか。
   【事務局回答】現在は設置していないが、今後、国道6号の所管である国土交通省と十分協議し、設置できるように進めたい。初めて市役所を訪れる方にも分かりやすい庁舎となるようにしたいと考えている。

以上