令和6年7月の消費生活相談受付状況をお知らせします
総受付件数
総受付件数 176件(前月比73件増)
多かった相談内容
1位(件数43件)
- 商品一般
-
自宅の固定電話に大手電話会社を名乗り、自動音声で「2時間以内に通信が使えなくなります。オペレーターと話すには1番を押してください」というガイダンスが流れたが、不審なので操作をせず電話を切った。
2位(件数28件)
- 工事・建築・加工
-
「近くで工事をしているが、お宅の屋根がずれているのが見えたので点検してあげる」と業者が訪問してきた。業者に壊れた部分の写真を見せられ心配になってその場で契約してしまったが、解約したい。
3位(件数13件)
- 教養・娯楽サービス
-
クレジットカードの履歴から、小学生の息子がタブレット端末を使って、無断でオンラインゲームの高額課金をしていたことがわかった。返金してほしい。
契約者の購入形態
契約者の内訳
年齢別内訳
男女別内訳
屋根工事の点検商法トラブルが急増中!
7月は屋根工事の訪問勧誘に関する相談が急増しました。
典型的な勧誘トークを知っておくことで、悪質な業者が突然来訪しても焦らず、トラブルを未然に防ぐことができます。業者に同様のことを言われたときには十分に注意しましょう。
典型的な勧誘トークを知っておきましょう
- 「近くで工事をしている者です」
- 「工事の挨拶に来ました」
- 「お宅の瓦がずれているのが見えましたよ」
- 「屋根が浮いているみたいですね。無料で点検してあげます」
- 「近所をドローンで撮影していたら屋根が傷んでいるのが見えました」
- 「知り合いに業者がいないなら見てあげますよ」
消費者の不安をあおるトーク
- 「このままだと台風が来たら雨漏りしますよ」
- 「瓦が飛んで近所の人にも迷惑がかかってしまいます」
- 「すぐに直さなければ大変なことに…」
- 「ドローンで見るとこんなに傷んでいます」
アドバイス
- 突然訪問してきた業者には安易に点検させず、必要のない点検はきっぱりと断りましょう。
- 屋根工事などはその場ですぐに契約せず、複数の業者から見積りをとるなど十分に検討したうえで契約しましょう。
- 保険金を利用できるというトークには気をつけましょう。
- 突然の訪問勧誘での契約は、クーリング・オフ等ができる場合もありますので、心配な時は早目にセンターに相談しましょう。
- 消費者トラブルFAQ「点検商法」(国民生活センター)(外部リンク)
- 屋根工事の点検商法のトラブルが増えています-典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます!-(国民生活センター)(外部リンク)
- 屋根工事の点検商法のトラブルが増えていますー典型的な勧誘トークを知っておくことで防げますー(国民生活センター) (PDF 479.1KB)
大手通信業者をかたる不審な電話に気を付けて!
大手通信業者をかたって固定電話に「本日中に電話が使えなくなる。詳しくは1番を押すように」などと自動音声が流れる電話がかかってきて、1番を押したら、オペレーターに繋がり氏名や住所などの個人情報を聞かれた、という相談や情報提供が多数寄せられています。
アドバイス
- こうした電話は個人情報を取得し、金銭をだまし取ることが目的のニセ電話詐欺の予兆電話だと思われます。「電話が止まる」との言葉に慌てず、不審な電話は相手をせずに切るようにしましょう。
- 自宅の固定電話は、在宅しているときも留守番電話に設定し、相手を確認してから応対しましょう。
関連情報
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生活環境部 消費生活センター
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