今年はあまーい作物育てたゾウ!

ページID1009295  更新日 令和6年1月24日

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「今年は畑で何を育てますか?」(後輩A)「トマトでいいんじゃね?」(先輩)「日立でサトウキビって育ちますかね?」(後輩B)「できるよ」(先輩)「じゃぁ、せっかくならトウモロコシとサトウキビと育ててゾウに食べさせたいですね!」(後輩B)なんて会話が初春の動物園ゾウ班で繰り広げられ、今年の夏はトウモロコシとサトウキビ栽培に決定しました。

まずは荒れ果てた畑の草刈り!Before

そしてAfter ゾウのうんちを土に混ぜて栄養満点。

頑張りすぎた?恥ずかしながら手にマメを作ってしまいました。

5月下旬にゾウ班総出で苗の植え付けです。

ふれあい広場担当職員に立派な看板も作ってもらい、頑張って育てるゾウ!

太陽をいっぱい浴びてすくすく成長しています。7月になるとトウモロコシの先端に雄花、下の方には雌花が咲き始め小さいトウモロコシができました。

トウモロコシは枝にたくさんの雌穂がついてしまうと美味しく育たないので一番上の雌穂を残して下の方の穂は取り除きます。実はこの皮を剥いた中身がヤングコーン。一足早くミネコに与えました。

8月には実がパンパンに大きく育ち、いざ、収穫!たくさん収穫できました。

朝採れ新鮮なうちにミネコ、スズコに与えました。暑い日が続く中でほんのひとときの甘みと水分補給でよく食べました。

サトウキビは8月になっても沖縄のざわわな広いさとうきび畑をイメージしたようには大きく育たず大丈夫かなぁ~って感じですが…雨にも負けず、風にも負けず…

月日は流れ…11月中旬。心配をよそに大きく成長しました。

サトウキビのおためし収穫です。ちなみに今年は地球温暖化?沸騰化?のせいか11月下旬になっても気温が下がらずまだまだ成長中です。葉が枯れてきた頃が本格的な収穫の時期なので予定では1月頃かな?それまではざわわしてるので動物園にお越しの際には関東地方ではあまり見ることのない実物のサトウキビをご覧ください。

最初はなにかなぁ~って感じで警戒していましたが、口に入れた瞬間から甘いと分かったのか、もう1つちょうだいの催促でサトウキビの味を堪能しました。

今後は畑仕事を飼育員だけの楽しみにするのではなく、参加者を募って動物が食べる様子を観察しながら出した糞を肥料として利用し、四季を通して栽培した作物をエサとして与える一連の自然の循環システムを植物を育てながら楽しむ機会を提供出来ればと思います。

担当 きむら

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