百日咳に注意しましょう

ページID1016446  更新日 令和7年4月24日

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現在、県内で百日咳の感染患者が確認されています

全国、茨城県ともに、百日咳の感染患者の累積報告数が直近5年間の同時期の報告数を上回っています。
手洗い、マスクの着用、咳エチケットなどの基本的な感染対策を心がけましょう。

県内での発生状況等については、下記をご覧ください。

百日咳について

百日咳は、百日咳菌によって引き起こされる急性呼吸器感染症です。特有の発作性けいれん性の咳(痙咳:けいがい)が特徴で、いずれの年齢でも感染しますが、小児が中心となっています。特に生後6か月以下の乳児では重症化しやすく、まれに死に至ることもある疾患です。

主な症状

7日から10日の潜伏期間を経たのち、カタル期、痙咳(けいがい)期、回復期の3つの経過をたどります。また、回復までに、約2か月から3か月かかります。

  1. カタル期:約2週間から3週間
    風邪症状で始まり、しだいに咳の回数が増え激しくなります。
  2. 痙咳(けいがい)期:約2週間から3週間
    特有の発作性けいれん性の咳(短い咳が連続的に起こり、息を吸うときに笛の音のようなヒューという音が出る)が出現します。
    無発作時は無症状ですが、夜間の発作が多いです。
  3. 回復期:約2週間から3週間
    徐々に激しい発作がなくなり、発症から2か月から3か月で回復します。

なお、成人の百日咳では、咳が長期にわたって持続するものの、典型的な症状が見られないために診断が見逃されやすく、感染源となって周囲へ感染を拡大してしまうこともあるため、注意が必要です。

予防対策

主な感染経路は、飛沫感染・接触感染です。
予防するには、手洗いの励行や咳エチケットなどの基本的な感染対策が重要です。
また、百日咳の予防には予防接種(五種混合ワクチン等)が有効です。生後2か月から予防接種法に基づく定期接種を受けることができるため、計画的に接種しましょう。

お子さんの五種混合または四種混合ワクチン接種をすすめましょう

百日咳の感染や重症化を予防するため、五種混合または四種混合の定期予防接種を4回実施しています。母子健康手帳を確認し、接種を忘れていないかを確認しましょう。
お子さんの五種混合または四種混合の予防接種に関する詳細は、日立市ホームページ内「五種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ)」または「四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)」をご確認ください。

なお、百日咳についての詳細は、厚生労働省ホームページをご覧ください。

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ファクス番号:0294-27-2112
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