五種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ)
令和6年2月以降にお生まれの方には、生後2か月になる月に、五種混合ワクチンの実施通知書、予診票、説明書をお送りしています。
令和6年1月以前にお生まれの方には、生後2か月になる月に、四種混合ワクチンとヒブの実施通知書、予診票、説明書をお送りしていました。
五種混合ワクチンについて
令和6年4月から、五種混合ワクチンが定期予防接種に追加となりました。
五種混合ワクチンは、不活化ワクチンで、ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ(インフルエンザ菌b型)を予防するワクチンです。
生後2か月から接種することができ、全部で4回の接種が必要です。接種回数が多いので、接種もれに注意しましょう。
接種対象年齢
生後2か月から7歳半未満まで
接種回数
4回
五種混合 予防接種 接種スケジュール
回数 | 前回接種との接種間隔 |
---|---|
1回目(初回) | - |
2回目(初回) | 20日以上(標準的には20~56日) |
3回目(初回) | 20日以上(標準的には20~56日) |
4回目(追加) | 6月以上(標準的には6月~1年6月) |
市内の接種医療機関
病気について
ジフテリア
ジフテリア菌の飛沫感染でおこります。
症状は、高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、おう吐などで、偽膜ができ窒息死することもあります。
発病2~3週間後には菌の毒素によって心筋障害や神経麻痺をおこすことがあります。
百日せき
百日せき菌の飛沫感染でおこります。
症状は、普通の風邪のような症状で始まりますが、せきがひどくなり顔を真っ赤にして連続でせき込むようになります。せきの後に急に吸い込むので、笛を吹くような音が特徴です。
乳幼児は、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんを起こし、肺炎や脳症の重い合併症、命を落とすこともあります。
破傷風
土の中にいる破傷風菌が傷口から体内に入ることで感染します。
菌が体の中で増えると、菌の出す毒素で筋肉のけいれんをおこします。最初は口が開かなくなるなどの症状で、やがて全身のけいれんをおこし、治療が遅れると死に至ることもあります。
ポリオ
ポリオに感染している人の便に排泄され、それに触れ抵抗力を持っていない人へ感染します。
感染しても、ほとんどの場合は発症しませんが、発症すると脳・脊髄へ感染し、一生残る手足のマヒをおこすことがあります。
日本には、現在ポリオウイルスは存在しませんが、海外で流行している地域もありますので免疫をつけることが重要です。
ヒブ
ヒブ(インフルエンザ菌b型)の飛沫感染で起こります。
ヒブは、乳幼児にとって、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの感染症のほか、細菌性髄膜炎、肺血症、肺炎などの深刻な感染症を起こす細菌です。
ヒブによる細菌性髄膜炎の件数は、5歳未満、特に生後4か月~1歳までのお子さんで多く、ワクチンで早めの予防が必要です。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページについて、ご意見をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康づくり推進課
所在地:〒317-8601 茨城県日立市助川町1-15-15
代表電話番号:0294-21-3300
IP電話番号 :050-5528-5180
ファクス番号:0294-27-2112
保健福祉部健康づくり推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。