【終了しました】四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)
四種混合ワクチンの販売が終了しました
令和6年1月以前にお生まれの方には、四種混合の実施通知書をお送りしていましたが、令和6年4月1日から五種混合ワクチンが定期予防接種に導入された関係で、四種混合ワクチンの製造販売が終了しました。
お子さまの接種歴をご確認ください
母子健康手帳で、「ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ」の接種状況を確認しましょう。
第1期初回(1回、2回、3回)と第1期追加の計4回の接種が必要です。
また、ヒブワクチンは「インフルエンザ菌b型(Hib)」の接種状況を確認しましょう。
四種混合ワクチンの接種が終了していない場合の接種のすすめ方
定期接種では原則として同一種類のワクチンを必要回数接種することになっていますが、下記のとおり切り替えて接種することが可能です。
ヒブワクチンを4回接種しており、四種混合ワクチンが計4回終了していないとき
三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)ワクチンと不活化ポリオワクチンで接種する方法
四種混合ワクチンの残りの回数を、三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンで接種をすすめます。
接種時に、三種混合及び不活化ポリオの実施通知書が必要となりますので、健康づくり推進課までご連絡ください。
五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)ワクチンで接種する方法
四種混合ワクチンの残りの回数を、五種混合ワクチンで接種をすすめます。
接種時に、四種混合の実施通知書を使用することができます。
ヒブワクチンと四種混合ワクチンの接種済み回数が同じ場合(どちらも1回・2回・3回の場合)
計4回となるように、5種混合ワクチンで接種をすすめます。
接種時に、四種混合の実施通知書とヒブの実施通知書を使用します。
病気について
ジフテリア
ジフテリア菌の飛沫感染でおこります。
症状は、高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、おう吐などで、偽膜ができ窒息死することもあります。
発病2~3週間後には菌の毒素によって心筋障害や神経麻痺をおこすことがあります。
百日せき
百日せき菌の飛沫感染でおこります。
症状は、普通の風邪のような症状で始まりますが、せきがひどくなり顔を真っ赤にして連続でせき込むようになります。せきの後に急に吸い込むので、笛を吹くような音が特徴です。
乳幼児は、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんを起こし、肺炎や脳症の重い合併症、命を落とすこともあります。
破傷風
土の中にいる破傷風菌が傷口から体内に入ることで感染します。
菌が体の中で増えると、菌の出す毒素で筋肉のけいれんをおこします。最初は口が開かなくなるなどの症状で、やがて全身のけいれんをおこし、治療が遅れると死に至ることもあります。
ポリオ
ポリオに感染している人の便に排泄され、それに触れ抵抗力を持っていない人へ感染します。
感染しても、ほとんどの場合は発症しませんが、発症すると脳・脊髄へ感染し、一生残る手足のマヒをおこすことがあります。
日本には、現在ポリオウイルスは存在しませんが、海外で流行している地域もありますので免疫をつけることが重要です。
(参考)四種混合ワクチンについて
四種混合ワクチンは、不活化ワクチンで、ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオを予防するワクチンです。
生後2か月から接種することができ、全部で4回の接種が必要です。接種回数が多いので、接種もれに注意しましょう。
接種対象年齢
生後2か月から7歳半未満まで
接種回数
4回
四種混合 予防接種 接種スケジュール
回数 | 前回接種との接種間隔 |
---|---|
1回目(初回) | - |
2回目(初回) | 20日以上(標準的には20~56日) |
3回目(初回) | 20日以上(標準的には20~56日) |
4回目(追加) | 6月以上(標準的には1年~1年6月) |
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康づくり推進課
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