成人の心肺蘇生法とAEDの使用方法

ページID1004877  更新日 令和6年1月24日

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成人の心肺蘇生法

(注意)傷病者に近寄る前に周囲の安全を確認しましょう

1 反応(意識)を確認します

写真:反応確認の様子

肩を(かるく)たたきながら大きな声で呼びかけて反応や目的のある仕草を確認する
「大丈夫ですか」「もしもし」など

2 大きな声で助けを呼びましょう

写真:助けを呼ぶ様子

「誰か来て。倒れている人の反応がないです。」
「あなたは119番へ通報してください。」
「あなたはAED(自動体外式除細動器)を持ってきて下さい。」

3 呼吸の確認をします

写真:呼吸の確認をしている様子

普段どおりの呼吸を、胸や腹部の上がり下がりを見て10秒以内で確認します

4 胸骨圧迫から心肺蘇生をはじめます

写真:胸骨圧迫の様子1

胸骨圧迫は30回、胸の真ん中を両手を組んで
「強く・速く・絶え間なく」
人工呼吸は1秒かけて胸の上りが見える程度に息を吹き込みます


イラスト:両手の組み方と力を加える部分

5 AEDが到着したら電源を入れ、音声に従います

写真:AEDを貼る位置

絵の通りにパッドを胸に貼ります
声をかけて安全を確認し、ショックボタンを押します

6 胸骨圧迫から心肺蘇生法をはじめます

写真:胸骨圧迫の様子2

胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を継続します
救急隊に心肺蘇生を引き継ぐまで続けます

心肺蘇生法を中止するのは

  • 救急隊に心肺蘇生法を引き継いだとき。
  • 傷病者が動き出す、うめき声を出す、普段どおりの息(正常な呼吸)をし始めたとき。

反応はないが正常な呼吸をしている場合は

反応はないが正常な呼吸(普段どおりの息)をしている場合は、気道の確保を続けて救急隊の到着を待ちます。吐物等による窒息の危険があるか、やむを得ず傷病者のそばを離れるときには、傷病者を回復体位にします。

回復体位は、下あごを前に出し、上側の手の甲に傷病者の顔をのせる。さらに、上側の膝を約90度曲げて、傷病者が後ろに倒れないようにします。

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