乳児の心肺蘇生法

ページID1004759  更新日 令和6年1月24日

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注意:一連の動作は、成人と同じですが、違いのある点は(補足)のとおりです。

1 反応(意識)を確認します

写真:乳児 反応の確認

声を掛けながら反応があるか確認します
「名前を呼ぶ」など
(補足)足の裏を刺激して確かめることも有効です

2 大きな声で助けを呼びましょう

写真:乳児 助けを呼ぶ

「誰か来て!子供の反応がないです!」
「あなたは119番へ通報してください」
「あなたはAED(自動体外式除細動器)を持ってきて下さい」

3 呼吸の確認をします

写真:乳児 呼吸の確認

普段どおりの呼吸を、胸や腹部の上がり下がりを見て10秒以内で確認します

4 胸骨圧迫から心肺蘇生をはじめます

写真:乳児 胸骨圧迫


胸骨圧迫は30回、胸の真ん中を「強く・速く・絶え間なく」
人工呼吸は1秒にかけて胸の上がりが見える程度に息を吹き込みます

  • (補足)胸骨圧迫の深さは、乳児は「胸の厚さの約3分の1」です
  • (補足)胸骨圧迫の方法が、乳児は「2指」です
  • (補足)人工呼吸の方法が、乳児は「口対口鼻人工呼吸」です
  • (補足)人工呼吸は準備はでき次第開始すること

5 AEDが到着したら、電源を入れ音声に従います

写真:AED乳児


絵の通りにパッドを胸に貼ります。
声をかけて安全を確認し、ショックボタンを押します。

  • (補足)小児用電極パッド(モード)は未就学児(おおよそ6歳未満)に使用する。
  • (補足)成人用電極パッド(モード)は未就学児以外または小児用パッド(モード)がない場合に使用します。
  • (補足)年齢により異なるので注意しましょう。
写真:小児用電極パッド
小児用電力パッド
写真:成人用電極パッド
成人用電力パッド

6 新派蘇生をはじめます

写真:胸骨圧迫

胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を継続します
救急隊に心肺蘇生を引き継ぐまで続けます
(補足)電極パッドは、はがさずそのまま心肺蘇生をつづけます

心肺蘇生法を中止するのは

  • 救急隊に心肺蘇生法を引き継いだとき。
  • 傷病者が動き出す、うめき声を出す、普段どおりの息(正常な呼吸)をし始めたとき。

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