テーマ:公共交通のスマート化
「公共交通のスマート化」は、デジタル技術を活用した地域の交通手段の利便性向上により「多様な移動手段を組み合わせた誰もが移動しやすいまち」をめざすテーマです。
グランドデザイン ~2035年の「日立市の公共交通の将来像」~
取組意義
なぜ公共交通のスマート化が重要なの?
日立市では、慢性的な幹線道路の渋滞や山側住宅団地における高齢者や免許返納者の移動手段の確保など、交通・移動に関する課題を抱えています。
そこで、デジタルを活かした移動の効率化や自動運転などによる次世代モビリティの導入など、最新技術の社会実装を通じて、既存の交通事業者や新たな移動手段との連携を図り、課題の解決や利便性向上に取り組んでいきます。
メリット
公共交通のスマート化によるメリット
公共交通のスマート化では、次世代モビリティの導入などにより人々の移動の選択肢を増やしたり、多様な公共交通の経路検索アプリの導入などで複数の交通サービスをつなげることをめざします。デジタルを活用することで、高齢者など移動が困難な人々をはじめ、誰もが公共交通による円滑な移動が可能となります。
さらには、公共交通の利便性が高まり、自家用車から公共交通の利用に転換が進むことで、交通渋滞の解消や地球温暖化の原因となる排出ガスを減らすことができます。
取組詳細
公共交通のスマート化の取組
日立市の地域特性に応じた高齢者及び通勤者向けの新たな移動手段について、導入可能性を調査した上で、次世代モビリティの社会実装を図っていきます。また、さまざまな公共交通による経路検索やデマンド予約機能など、AIなどのデジタル技術を活用し、円滑に移動するためのアプリ導入を検討します。
これらの取組を、既存交通事業者をはじめとした関係者と連携して進めることで、交通・移動に関する課題解決をめざしていきます。