共創プロジェクトとは


日立市と日立製作所が包括連携協定を締結

協定締結式の様子(左から 日立市梶山副市長、日立市小川市長、日立製作所徳永副社長、日立製作所馬島常務)

日立市と日立製作所は、令和5年(2023年)12月、「デジタルを活用した次世代未来都市(スマートシティ)計画に向けた包括連携協定」を締結しました。
この協定に基づき、市のすべての人が豊かに生活することのできるまちづくりをめざして、デジタル技術の活用と共創活動の推進を通じて、日立市全体の活性化及び市民の安全・安心な暮らしを実現していくために共創プロジェクトを推進するものです。

共創プロジェクトの取組

次世代未来都市共創プロジェクトの全体像 「デジタルでつなぐSociety 5.0」 (1)グリーン産業都市…産学金官連携による地域脱炭素化の実現、(2)デジタル健康・医療・介護…住めば健康になるまち日立市、(3)公共交通のスマート化…多様な移動手段を組み合わせた誰もが移動しやすいまち
※Society 5.0:人々の利便性や快適さを高めるためにデジタル技術を活用した社会の実現をめざす概念

共創プロジェクトは、デジタル技術の活用と共創活動の推進を通じて、日立市全体の活性化及び市のすべての人が豊かに生活することのできる安全・安心なまちの実現をめざしています。
現代社会では、自治体・企業単独では解決困難な社会課題に多く直面しています。住民自身が中心となって課題と向き合い、ともに考え、みんなの力で誰もが快適に暮らせる時代を作ることが必要不可欠です。そのため、このプロジェクトでは、住民・自治体・地域が一体となり、分野横断的に社会的な課題を解決することをめざし活動してまいります。
現在は、「グリーン産業都市の構築」、「デジタル健康・医療・介護の推進」、「公共交通のスマート化」の3つのテーマについて先行して取り組んでいますが、テーマ間をデジタル技術でつなぐことで、将来的には金融・経済、住民参加、子育て・教育・文化、社会インフラなどの幅広い分野においても、課題解決の輪を広げていきます。

(1)グリーン産業都市の構築
デジタル技術を活用した地域産業の脱炭素化の促進により「世界に誇れる産業脱炭素都市」をめざすテーマです。

テーマ:グリーン産業都市の構築 >

(2)デジタル健康・医療・介護の推進
デジタル技術を活用した住民の健康維持・増進により「住めば健康になるまち日立市」をめざすテーマです。

テーマ:デジタル健康・医療・介護の推進 >

(3)公共交通のスマート化
デジタル技術を活用した地域の交通手段の利便性向上により「ヒトとモビリティとが共生するまち」をめざすテーマです。

テーマ:公共交通のスマート化 >

#あなたとつくる未来社会

#あなたとつくる未来社会 Society 5.0は、市民一人ひとりが中心となって、新しい社会の構想・実現を行う市民参加型社会。デジタル技術があなたと世界をつなぎ、未来社会をつくる活動を加速します。ともに探る。ともに考える。ともに創る。ともに行う。

共創プロジェクトでは、「#あなたとつくる未来社会」をキーワードに活動しています。
市民や地域のステークホルダーと、めざす将来と進め方を共通理解し、「共感」に基づいた「共創」を皆さまと推進してまいります。

共創プロジェクト推進担当の立ち上げ

共創プロジェクト推進担当の執務室にて、メンバーが議論している様子

共創プロジェクト推進担当のメンバー集合写真

共創プロジェクトの推進を一層加速するため、令和6年(2024年)4月に市役所内に「共創プロジェクト推進担当」を立ち上げ、プロジェクトルームを開設しました。
この共創プロジェクト推進担当には、全体推進チームリーダーのほか、プロジェクトで取り組む「グリーン産業都市の構築」「デジタル健康・医療・介護の推進」「公共交通のスマート化」の3つのテーマごとに日立市・日立製作所双方の担当者を配置しました。
これにより、プロジェクト全体の体制を強化し、市民、産学金官連携のもとでお互いの知恵や経験を活かして、Society 5.0の実現をめざします。

担当レポート >