インフルエンザに注意しましょう
県内では、昨年12月26日にインフルエンザの流行に関する警報が発令されていましたが、2月6日にインフルエンザの定点当たりの患者報告数が、流行警報の終息基準値である「10.0」を下回ったため、インフルエンザの流行警報が解除されました。
全国的にもインフルエンザの定点当たりの患者報告数は減少傾向にありますが、流行開始の目安である「1.0」を上回っており、注意が必要です。
インフルエンザは、冬季に流行し、市民の健康に大きな影響を与える感染症のひとつです。
市民のみなさまには、引き続き、「手洗い・手指消毒」「咳エチケット」「換気」など基本的な感染対策についてご協力をお願いします。
具合が悪い場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
なお、医療機関へ受診の際には、事前に電話連絡し、マスクの着用等感染対策をお願いします。
また、令和6年度のインフルエンザの予防接種費用の助成は、1月31日で終了となりました。
インフルエンザについて
インフルエンザの主な症状
1.初めのうちは普通の風邪と同じように、鼻水、のどの痛み、咳が出て、突然熱が38度以上になります。
2.頭痛、身体のだるさや筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く出て、吐き気やおう吐、下痢などの胃腸症状を伴うこともあります。
3.小さいお子様は急性脳炎、高齢の方や免疫力の低下している方は肺炎を伴うなど、重症になることがあります。
感染対策
1 手洗い・手指消毒
外出後は、石けん等で十分に手洗いをし、清潔なタオル等でよくふき取って乾かしましょう。
インフルエンザウイルスを除去するためには、アルコール消毒も有効です。
2 咳エチケット
飛沫感染を防ぐためには、マスクの着用が有効です。
屋内や乗り物などの混み合った場所は、換気が不十分になりがちなので、予防策としてマスクを着用しましょう。
3 換気
室内では、こまめに換気をしましょう
4 湿度の管理
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御効果が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。
5 十分な休養とバランスの取れた食事
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスの取れた食事を日ごろから心がけましょう。
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