若者が将来も住みたいと思うまちへ ― 2040年の日立市はどんなまち?― 第2回ワークショップ レポート
皆さんこんにちは!今日もコラムを読んでいただきありがとうございます。
共創プロジェクトでは、若者がずっと住みたいと思えるまちづくりに向けて、大学生や若手の社会人など若者世代の皆さんと一緒に、日立市の良いところや今ある身近な問題を軸に、2040年における日立市の理想的な姿を考えています。
7月に第1回ワークショップを開催し、続いて8月に第2回を開催しました。今回も大いに盛り上がった様子をお届けします。
第1回ワークショップのレポはこちらから
■第2回ワークショップの内容
第2回では、第1回で共有された日立市の魅力や課題を踏まえ、「将来の日立市における、地域の魅力・課題・人々の暮らしはどのように変化していくか」を各チームで議論しました。
前回に引き続き茨城大学の工学部キャンパスの1部屋をお借りし、茨城大学、茨城キリスト教大学の学生を中心に市役所や日立製作所のメンバー、約30名が集まりました。


■ワークショップから生まれた “日立市の未来の姿”
各グループから、日立市の未来についてさまざまな洞察が生まれました。例えば――
・地域に残すべきものを、住民が積極的に活用し続けるライフスタイル
・まちの個性が、デジタル技術を取り入れながら次世代へと受け継がれていく姿
・ほどよい距離に「居場所」と「自然」が点在する心地よいまちの風景
・人とまちの魅力をつなぐ、新たな交通の結節点の誕生
このように、多彩な視点から「2040年の日立市の未来像」が描かれました。
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■参加者の感想
学生時代、社会課題について議論する機会は多くありました。
理想を語る場面が多く、その時間もとても有意義なものでしたが、心のどこかで「本当に実現できるのだろうか」と感じていたのも事実です。
しかし、今回のワークショップでは、「近い未来」と「遠い未来」の両方を見据え、実現可能性を踏まえた議論が行われました。さらに、それらの未来に至るまでのストーリーも全員で力を合わせて描き出し、「2040年の日立市の姿」を本気で考える時間となりました。
参加者一人ひとりに「このまちを良くしたい」という強い思いがあったからこそ、深い対話が生まれたのだと思います。
このワークショップは、専門知識がなくても、想いがあれば誰でも参加できる場です。市民一人ひとりの気持ちと行動こそが、未来の日立市を形づくる大きな一歩になると、私は信じています。
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次回はいよいよ最終回!第3回ワークショップの様子もコラムでお届けしますので、お待ちください。
最後になりますが、共創プロジェクトは、市民の皆さんの要望や期待を伺いながら進めていきます。プロジェクトへの期待や今回記事へのご感想は下記アンケートにてお送りいただけますと幸いです。引き続きプロジェクトへのご愛顧・ご協力をお願いいたします。