令和6年12月7日-8日「ひたち次世代モビリティフェス」担当レポート
共創プロジェクトの日立市役所の「公共交通のスマート化」担当です。
今回は12月7、8日に日立駅前新都市広場・ヒタチエ周辺で開催した「ひたち次世代モビリティフェス」の様子をお伝えします。
概要
「ひたち次世代モビリティフェス」は、共創プロジェクトの1テーマである「公共交通のスマート化」における取組の一環として実施しました。
具体的には、令和6年11月22日に公表した「2035年の日立市の公共交通の将来像」として描いたグランドデザイン※1の実現に向けた取組の第一弾として、高齢者や通勤者向けの新たな移動手段における導入可能性検討やまちのにぎわいづくりを目的として実施したものです。
内容
カート型自動運転モビリティをはじめとして、ベンチ型自動運転モビリティ、電動キックボードなど、さまざまな種類のモビリティの試乗体験を行いました。試乗した方には、乗り心地や利用意向を把握するためのアンケートに答えていただきました。


ベンチ型自動運転モビリティは時速3キロメートルとゆっくりとした走行のため、試乗している方は周りの景色を眺めながら同乗者と会話しつつ楽しく移動する様子があり、新たな移動のかたちを見ることができました。
私が体験した電動キックボードは、最初は操作に不安がありましたが、少しの練習でスムーズに走行できました。特に、天気の良い日に外の空気を感じながら移動できたらとても心地よいのではないかと感じました。
そのほかにも、共創プロジェクトの紹介ブースや次世代モビリティの車両展示に加えて、お菓子でリュックづくり、ブロックでモビリティづくり、まちなか芝生広場、手作り鉱山電車など子どもたちが楽しめるたくさんのイベントを行いました。




さいごに
今回のイベントでは、多くの方に次世代モビリティを試乗いただき、有効性や社会実装に向けた課題の検証を行うことができました。みなさまからいただいた声をいかしながら、今後の社会実装に向けた取組を検討していきます。