【10月30日 食品ロス削減の日】食品ロス・生ごみの削減に取組みましょう
「食品ロス」とは、手つかずのまま捨てられてしまう食品や食べ残しのことです。
日本では、令和4年度の食品ロス量が472万トン(前年度比▲51万トン)、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は236万トン(前年度比▲43万トン)、家庭から発生する家庭系食品ロス量は236万トン(前年度比▲8万トン)となりました。これにより、令和12年度(2030年度)までに平成12年度(2000年度)比で半減(547万トン→273万トン)するという事業系食品ロス削減目標を達成しました。
食品ロスを削減するためには、私たち一人ひとりの心がけが重要です。
ご家庭でも身近にできることから取り組んでいきましょう。
令和3年度 |
令和4年度 |
前年との比較 |
|
---|---|---|---|
食品ロス量 |
523万トン |
472万トン |
▲51万トン、▲9.8% |
事業系食品ロス量 |
279万トン |
236万トン |
▲43万トン、▲15.4% |
家庭系食品ロス量 |
244万トン |
236万トン |
▲8万トン、▲3.3% |
家庭から発生する食品ロス
食品ロスを減らすためには、食品を提供する事業者だけではなく、消費者である一人ひとりが意識し、減量に取り組んでいくことが大切です。
参考サイト
市としても、食品ロス削減を進める必要があるとの観点から、国が推奨する各取組を以下にご紹介します。
家庭から発生する食品ロスの主な原因
家庭で発生する食品ロスは、「食べ残し」「過剰除去(食べられない部分を取り除く際に過剰に取り除かれた食品。厚く切りすぎた野菜の皮など。)」「直接廃棄(賞味期限切れなどで手つかずに捨てられた食品)」などが原因とされています。
家庭からの食品ロスを減らすには
家庭で取り組める参考例として次の場面ごとに紹介します。
また、食品ロスダイアリーを利用することで、自宅で発生している食品ロスを調べることができます。
買い物のとき
- 買い物の前に冷蔵庫の中の在庫を確認する。
- 食べきれないほどの食材を買いすぎない。
- すぐに食べる商品は、賞味期限や消費期限の長い商品を選択するのではなく、陳列順に購入する。
調理のとき
- 食べられる分だけ作り食べ残しを減らす。
- 食材が余ったときには、使い切りレシピを検索し使い切る。
保存のとき
- 食べきれなかった食品については、冷凍などの傷みにくい保存方法を検討する。
- 保存していた食べ残しを忘れてしまわないように、冷蔵庫の中の配置方法を工夫する。
外食するとき
- 食べきれる量の注文を心がける。
- 残ってしまった場合には、ドギーバッグ等で持ち帰ることができるかどうかを確認する。環境省では飲食店で食べ残した料理を持ち帰る取り組みを「MOTTECO(モッテコ)」の愛称で普及させていくこととしました。
- 宴会での食べ残しを防ぐために、乾杯後30分間、お開き10分前は、自分の席で料理を楽しむ「3010運動」を実践する。
食べきれないとき
買いすぎて食べきれない場合や、贈答品が余ってしまう場合には、フードバンクなどへの寄付やお裾分けを検討する。
市の取組の紹介
ひたち食品ロス削減パートナー制度
市では一般廃棄物の排出抑制と食品資源の有効活用を推進するため、令和3年10月から「ひたち食品ロス削減パートナー制度」を開始しました。
食品ロス削減に取り組んでいる市内の店舗に登録いただき、市ホームページやSNS等でご紹介させていただきます。
生ごみ処理機設置奨励金
市では家庭から出る生ごみの減量化を図るため、生ごみ処理機を購入し設置した市民の皆様に対して、購入費の一部を助成しております。
これまで約30年間にわたり12,871件(令和6年3月31日現在)の助成実績があり、ごみの減量化・食品ロス削減に寄与しています。
関連情報
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生活環境部 資源循環推進課
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代表電話番号:0294-22-3111(内線:547、569、751)
IP電話番号 :050-5528-5068
ファクス番号:0294-24-5301
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