日立市さくらのまちづくり推進市民会議が「林野庁長官賞」を受賞

「日立市さくらのまちづくり推進市民会議（以下「推進市民会議」という。）が、第47回全国育樹祭において、森林及び樹木の保護・保育の推進を目的に、地域育樹活動の普及、向上に著しい実績をあげた団体として認められ、令和6年度全国育樹活動コンクール「林野庁長官賞」を受賞し、推進市民会議の小栁(こやなぎ)武和(たけかず)会長が、市役所を訪れ、小川市長に受賞の報告を行いました。

2　「日立市さくらのまちづくり推進市民会議の取組」

(1)　受賞団体の概要

　「さくらのまち日立」の原風景を次の世代に引き継ぐため、官民協働によるさくらのまちづくりの推進を目的に、市民団体、教育関係団体、産業界及び市関係機関等20名及びアドバイザー1名で構成

(2)　今までの取組について

　当団体は、市民と企業が協働して煙害を克服した本市の桜の歴史を大切にして、先人の想いを受け継ぎ、市民・企業・行政の協働により桜を守り育てる意識の醸成や、さくらのまちづくり計画の策定に大きく貢献している。また、「市民参加の世代を超えた22世紀のさくらの山づくり」をコンセプトに、市民・企業・行政の協働による鞍掛山さくらの山づくり整備活動や平和通り・かみね公園さくらの名所整備活動のほか、日立紅寒桜等の苗木生産や助川小学校「五代桜」の調査・樹勢回復作業などにも取り組んでいる。