原子力災害時の避難等に関するアンケート調査の結果について

はじめに

　日立市では、東海村に所在する日本原子力発電株式会社東海第二発電所において、重大事故等により原子力災害が発生し、又は発生するおそれが生じた場合に備え、市域を越えた広域的な避難に必要な体制等を構築し、市民等に対する放射線の影響を最小限に抑える避難行動が確実に実施できることを目的に、「日立市原子力災害広域避難計画」の策定を進めています。

アンケート調査の実施

　市民の原子力災害時における避難行動及び原子力防災対策に関する意識などを把握し、「日立市原子力災害広域避難計画」策定の参考資料とするため、市民の皆様の原子力災害時の避難行動に関するアンケート調査を実施しました。
　この度、調査結果がまとまりましたので、お知らせします。
　調査に御協力いただいた皆様、御回答いただきありがとうございました。

調査概要と結果

1　対象者

無作為に抽出した市内に居住する満18歳以上の世帯主3,000人

2　期間

令和5年2月から令和5年3月まで

3　回収率

区分	令和5年調査
発送数A	3,000世帯
転居等による返送分B	15世帯
回収数C	1,154世帯
回収率(C÷(A－B))	38.66％

4　アンケート調査の結果

• 原子力災害時の避難等に関するアンケート調査の結果について （PDF 190.0KB）

　調査の結果、避難の際に必要な車両の確保や渋滞対策、原子力災害時の避難行動の周知など、さまざまな御意見をいただきました。
　必要に応じて国や茨城県、関係市町村と協議しながら、引き続き、課題解決に取り組むとともに、原子力災害避難訓練の実施などを通じて、市民の皆様の避難行動が確認できる機会を作り、「日立市原子力災害広域避難計画」の策定に努めてまいります。