各種証明書　よくあるご質問

質問住民票コードはなぜ必要なのですか？

回答

住民票コードは無作為に抽出された、全国でも重複しない11桁の番号です。地方公共団体情報システム機構から配布され、各市区町村長がコンピュータで自動的に番号を割り当てています。同じ家族でも連番になっているわけではありません。

住民票コードは、他の市区町村へ引越しをした場合には引越し先の市区町村へ引き継がれます。

住民票コードは、氏名、住所等による本人確認に比べて、

• コードによる照合は明確である
• 迅速な検索が可能である
• 重複しない住民票コードにより確実な本人確認ができる

といった点から、住民基本台帳ネットワークシステムにおいて全国共通の本人確認を行うにあたって、必要不可欠なものです。

住民票コードはあくまで、行政目的で活用することが想定されており、民間の事業者が営利目的に個人情報を住民票コードに結び付けて利用することは住民基本台帳法で禁じられています。

都道府県や全国センターに保有される情報は、本人確認のための4情報（住所・氏名・性別・生年月日）と住民票コード及びこれらの変更情報のみです。

行政機関へのデータ提供は、住民の居住関係の確認のための求めがあったときに限定し、個別の目的ごとに法律上の根拠が必要であり、かつ、目的外利用を禁止しています。

さまざまな個人情報を一元的に収集・管理することを「法律上」認めない仕組みになっています。