第1回本庁舎浸水対策に関する在り方検討ワーキングを開催しました。

ページID1011960  更新日 令和6年3月29日

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1 日時

令和6年2月13日(火曜)午前10時から12時まで

2 場所

日立市役所 庁議室・防災センター

3 出席者

有識者委員

  • 木内 望(国土技術政策総合研究所 住宅研究部部長)
  • 清家 剛(東京大学大学院教授)
  • 二瓶 泰雄(東京理科大学教授)オンライン参加
  • 増田 幸宏(芝浦工業大学教授)オンライン参加

アドバイザー

  • 株式会社 建設技術研究所

設計・施工者等

  • 有限会社 SANAA事務所(庁舎改修設計者)
  • 株式会社 竹中工務店(庁舎応急復旧工事施工者)
  • 日本工営 株式会社(河川改修設計者)
  • 株式会社 パスコ(氾濫シミュレーション実施者)

事務局

  • 総務部(総務課)
  • 都市建設部(都市整備課)

4 会議の概要

(1) 座長等の選任

木内委員が座長に、清家委員が副座長に選任されました。

(2) ワーキングの進め方について

ワーキングでは、本庁舎の復旧、安全対策工事の在り方(対策案)、庁舎安全対策計画及び庁舎業務継続計画(BCP)に関して、検討及び協議を行うことを確認しました(6月まで全4回開催予定)。

(3) 庁舎の浸水原因について

ア 令和5年9月8日における数沢川・平沢川の溢水から庁舎の浸水までの状況、庁舎及び敷地の被害と復旧の状況を確認しました。

イ 河川からの溢水は、数沢川と平沢川の合流部で発生しており、暗きょ部入口の詰まり等が要因ではありませんでした。

ウ 地下階への主な浸水経路は、地下駐車場進入路の出入口部でした。浸水量は約10,000立方メートル(小学校のプール約26杯分)と見込まれます。

エ 地下1階機械室への主な浸水経路は、地下1階駐車場へ出入口扉の隙間からの浸水と地下免震層からメンテナンス用床ハッチを通した浸水であり、いずれも浸水対策は行われておりませんでした。

オ 他の部屋より浸水深が高かった地下1階の電気室への浸水経路は、床の電線貫通口の隙間から水が逆流したもので、浸水対策は行われておりませんでした。

(4) 浸水対策の検討方針について

ア 庁舎の浸水対策については、令和2年6月に示された国の浸水対策ガイドラインに準拠して検討を進めます。

イ 庁舎の敷地は、数沢川から国道6号に向かって緩やかに傾斜していることから、上流側から、(1)河川改修対策、(2)庁舎敷地の浸水対策、(3)庁舎の浸水防止対策、(4)地下電気室の浸水防止対策等、段階的に検討します。

ウ 浸水対策の検討に当たっては、ハザードマップやバリアフリーへの影響などについても配慮しながら進めます。

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