下水道のあゆみ

ページID1005075  更新日 令和6年5月16日

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日立市における公共下水道は、昭和44年3月に事業認可を得て中央地区の建設事業に着手して以来、順次区域の拡大を図ってきました。市内を流れる桜川・鮎川のBOD数値(生物化学的酸素要求量:数値が大きいほど汚濁物質(有機物)が多く、水が汚れていることを意味する)は、下水道が供用開始される以前の昭和47年当時は50mg/Lを超えていました。しかし、下水道の整備普及により、現在では約1mg/Lまで減少し、平成4年度の「いきいき下水道賞」の水環境回復部門では、サケやアユがすめる川に生まれ変わった鮎川蘇生作戦が第1回建設大臣賞を受賞しました。また、池の川処理場で発生する汚泥は、ひたちなか市にある那珂久慈ブロック広域汚泥処理施設で焼却処分をしています。
公共下水道事業は膨大な資産を有しています。この資産を適切に管理運営し市民に安定した公共サ-ビスを提供するためには、経理を明確にする必要があるとの判断で、昭和61年度から公営企業法を適用しました。

主なできごと

  • 昭和38年 建設部都市計画課に下水道係を新設
  • 昭和43年 下水道建設事務所を新設
  • 昭和44年 中央処理区の下水道事業計画認可
  • 昭和48年 池の川処理場の運転開始
  • 昭和50年 中央処理区の計画区域に多賀地区を追加
  • 昭和55年 中央処理区の計画区域に滑川地区を追加
  • 昭和57年 滑川コンポストプラント(汚泥の堆肥化)運転開始
  • 昭和58年 北部処理区の下水道事業計画認可
  • 昭和59年 南部処理区の下水道事業計画認可
  • 昭和61年 地方公営企業法適用により下水道局となる
  • 平成元年 伊師浄化センター運転開始、下水道が一部供用開始
  • 平成2年 企業局下水道部になる、茂宮川第八排水区の工事着手
  • 平成3年 南部処理区の計画区域に台原町と金沢町の一部を追加
  • 平成4年 池の川処理場で消化ガス発電機稼働
  • 平成5年 池の川処理場の設備改築事業開始
  • 平成9年 水道部と下水道部の総務課を統合(3部9課)
  • 平成11年 水道部と下水道部を統合(2部8課)、汚泥の有効利用開始、那珂久慈ブロック広域汚泥処理施設運転開始
  • 平成16年 十王町と合併
  • 平成17年 上下水道部と業務部を統合(1部7課)、雨水事業開始、汚泥の委託処理開始
  • 平成18年 南部処理区の計画区域に日立南インター周辺などを追加
  • 平成24年 中央処理区の計画区域に城南町の一部を追加
  • 平成25年 北部処理区の計画区域に伊師団地などを追加
  • 平成26年 滑川コンポストプラント(汚泥の堆肥化)事業終了、中小路小学校にマンホールトイレ整備
  • 平成27年 公共下水道事業総合基本計画策定
  • 平成28年 池の川さくらアリーナにマンホールトイレ整備
  • 令和元年 坂本小学校と久慈中学校にマンホールトイレ整備

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