茨城県内でインフルエンザや咽頭結膜熱(プール熱)などの流行がみられています
インフルエンザの定点あたりの報告数は、流行開始の目安である1.00を10月17日に超え、県内で流行入りしました。
新型コロナウイルス感染症の定点あたりの報告数は、9月以降減少傾向となっています。
なお、手足口病の定点あたりの報告数は、全国的にも警報基準の5.00を上回っています。
また、マイコプラズマ肺炎の報告数も全国的に増加傾向にあります。
手洗いや手指の消毒など、基本的な感染対策を行いましょう。
県内の感染症流行情報の詳細につきましては、「感染症流行情報(週報)」をご覧ください。
インフルエンザ流行情報の詳細は、「インフルエンザ流行情報2024-2025シーズン」をご覧ください。
なお、日立市では、インフルエンザ予防接種については10月1日から翌年1月31日まで、新型コロナウイルスワクチン接種については10月1日から翌年3月31日まで、日立市民のうち対象となる方へ接種費用の一部助成を行っています。
詳しくは、日立市ホームページ内「インフルエンザ予防接種」、「新型コロナウイルスワクチン接種」をご覧ください。
【令和6年7月15日 更新情報】
新型コロナウイルス感染症の定点報告数は、全国的にも増加傾向が続いています。
また、県内では、手足口病定点報告数が警報基準の5.00を上回り、7月4日に「手足口病の流行警報」が出されました。
なお、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)やRSウイルス感染症は、全国的に増加しています。
【令和6年6月3日 更新情報】
新型コロナウイルス感染症及びインフルエンザの定点あたりの報告数は、減少傾向にあります。
なお、インフルエンザ定点報告数は注意報基準の10.00の「注意報レベル」を下回りました。
また、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)やRSウイルス感染症が、全国的に増加しています。
【令和6年4月1日 更新情報】
新型コロナウイルス感染症の定点あたりの報告数は、減少傾向にあります。
インフルエンザも減少傾向にありますが、依然、インフルエンザ定点報告数が注意報基準の10.00を超え、「注意報レベル」を上回っています。
【令和6年2月1日 更新情報】
新型コロナウイルス感染症の定点あたりの報告数は、10週連続で増加しています。
今後さらに感染が拡大する可能性が考えられ、引き続き注意が必要です。
インフルエンザは、減少傾向にありますが、依然、インフルエンザ定点報告数が注意報基準の10.00を超え、「注意報レベル」を上回っています。
【令和5年12月11日 更新情報】
咽頭結膜熱(プール熱)は令和5年11月27日から12月3日の定点あたりの報告数が茨城県で3.05(日立保健所管内は0.43)と警報基準値の3.0を超え、全国でも警報基準値を超えており流行しています。
【令和5年11月28日 更新情報】
全国的に、インフルエンザの大きな流行がみられています。
下記の「予防対策(咳エチケット、手洗いなど)」を参考に、個人及び集団での感染対策を継続しましょう。
【令和5年10月19日 更新情報】
令和5年10月9日から10月15日の日立保健所管内のインフルエンザ定点報告数が注意報基準値の10.00人を超え、「注意報レベル」となりました。
今シーズンは、例年より流行が早まる可能性がありますので、インフルエンザ予防接種を希望される方は、接種協力医療機関に予約をしてお早めに接種をしましょう。
引き続き、個人及び集団での感染予防対策を行いましょう。
新型コロナウイルス感染症について
詳細は、「令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置付けが『5類』へ変わりました」をご覧ください。
インフルエンザについて
インフルエンザの主な症状
- 初めのうちは普通の風邪と同じように、鼻水、のどの痛み、咳が出て、突然熱が38度以上になります。
- 頭痛、身体のだるさや筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く出て、吐き気やおう吐、下痢などの胃腸症状を伴うこともあります。
- 小さいお子様は急性脳炎、高齢の方や免疫力の低下している方は肺炎を伴うなど、重症になることがあります。
感染対策
1 咳エチケット
飛沫感染を防ぐためには、マスクの着用が有効です。
屋内や乗り物などの混み合った場所は、換気が不十分になりがちなので、予防策としてマスクを着用しましょう。
2 手洗い
外出後は、石けん等で十分に手洗いをし、清潔なタオル等でよくふき取って乾かしましょう。
インフルエンザウイルスを除去するためには、アルコール消毒も有効です。
3 湿度の管理
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御効果が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。
4 十分な休養とバランスの取れた食事
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスの取れた食事を日ごろから心がけましょう。
インフルエンザにかかったら?
- 具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
- 安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
- 水分を十分にとりましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
- 周りの方にうつさないために、マスクを着用し、学校や職場などに行かないようにしましょう。
その他の感染症
手足口病とは
主にエンテロウイルスやコクサッキーウイルスに感染する病気で、お子さんを中心に夏に流行する病気です。
主な症状
- 口の中や手のひら、足の裏、足の甲などに2~3mmの水ぶくれのような発疹が出る。
- 発熱がみられることもありますが、通常高熱が続くことはありません。
- 症状は数日間でおさまりますが、まれに脳や神経などに重い合併症(髄膜炎や脳炎など)を起こすことがあります。
- 口の中にできる水ぶくれが破れた後の痛みで、食べ物や飲み物を受け付けず、脱水症状を起こすこともあります。
- また、1か月以内に手足の爪がはがれる場合がありますが、すぐに新しい爪が生えてきます。
手足口病に効果のある薬はなく、特別な治療法はありません。基本的には軽い症状の病気ですが、下記の症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
- 高熱が出る
- 発熱が2日以上続く
- 嘔吐する
- 頭痛を訴える
- 呼びかけに答えない
- 呼吸が速く息苦しそう
- 水分が摂れず尿が出ない
- ぐったりしている など
予防対策
- アルコール消毒は効きにくいため、石けんと流水による手洗いを励行しましょう。
- 感染している間や治った後しばらくの間は、便の中にもウイルスが排泄されるので、トイレやオムツ交換の後の手洗いを徹底しましょう。
- ウイルスが付着した手やタオル等を介して感染するため、タオルの共用は避けましょう。
- 咳エチケット(マスクの着用による飛沫感染等の予防)を心がけましょう。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは
A群溶血性レンサ球菌が上気道(鼻から喉の奥)に感染する病気で、どの年代にも発症しますが、幼児期から学童期に多い病気です。
主な症状
- 突然の発熱(通常3~5日のうちに熱が下がる)、咽頭痛(のどの痛み)、苺状の舌、全身倦怠感などの症状があり、しばしばおう吐を伴います。
- まれに、重症化してのどや舌、全身に発疹が広がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行することがあります。
予防対策
- 石けんと流水による手洗いを励行しましょう
- ウイルスが付着した手やタオル等を介して感染するため、タオルの共用は避けましょう
- 咳エチケット(マスクの着用による飛沫感染等の予防)を心がけましょう
咽頭結膜熱(プール熱)とは
アデノウイルスによって感染する病気で、お子さんに多い病気です。
主な症状
1.発熱(39度以上の高熱と37度から38度までの微熱を繰り返すことが4~5日続く)、咽頭炎(のどの腫れる、のどの痛み)、結膜炎(目が充血する、目やにが出るなど)の3つの症状があります。
2.その他、頭痛、腹痛、下痢、耳や頸あたりのリンパ節が腫れることもあります。
予防対策
1.アルコール消毒は効きにくいため、石けんと流水による手洗いを励行しましょう
2.ウイルスが付着した手やタオル等を介して感染するため、タオルの共用は避けましょう
3.咳エチケット(マスクの着用による飛沫感染等の予防)を心がけましょう
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