医療機関の適正受診にご理解、ご協力をお願いします
最近、休日や夜間に軽い症状で救急外来を受診する方が増えています。
このため、緊急性の高い重症患者の治療に支障をきたしたり、救急医療に携わる医療従事者の負担が増加するなどの問題が生じており、地域の救急医療体制が維持できなくなる恐れがあります。
救急医療を本当に必要とする方のため、誰もが安心して必要なときに医療を受けられる体制を維持するために、医療機関の適正受診にご理解、ご協力をお願いします。
適正受診のポイント
できる限り平日の診療時間内に受診しましょう
休日や夜間の救急医療機関は、あくまでも緊急性の高い患者に対応するためのものです。急病や緊急時以外は、通常の診療時間内に受診しましょう。
休日や夜間の診療は、医療機関に支払われる医療費が高く設定されていますので、自己負担も大きくなります。
症状にあった医療機関を受診しましょう
軽度の病気やけがであれば、まずは身近な診療所などを受診しましょう。大きな病院を受診するよりも、待ち時間が短く済んだり、自己負担額が少なくなる場合があります。
かかりつけ医を持ちましょう
かかりつけ医とは、病気になったとき、日頃の健康に不安を感じたときに相談できる身近な診療所などの医師のことです。
かかりつけ医は、身体の状態を診て、これまでの病歴や家族歴を参考に、病気の早期発見、早期治療につなげてくれます。
また、専門の医療機関と連携しているため、必要なときには専門医を速やかに紹介してくれます。
身体の不調を感じたときは、早めにかかりつけ医に相談しましょう。
かかりつけ医を選ぶポイントなどは、かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬局に関するページをご覧ください。
受診すべきか迷ったときは
急な病気やけがで、すぐに医療機関を受診した方がよいのか判断に迷ったときは、以下の電話相談やウェブサイトをご利用ください。
ただし、急いで医療機関を受診した方がよいと思ったときは、迷わず受診してください。
電話相談
茨城おとな救急電話相談(15歳以上)
電話番号 ♯7119又は050-5445-2856(24時間対応、相談料無料)
茨城子ども救急電話相談(15歳未満)
電話番号 ♯8000又は050-5445-2856(24時間対応、相談料無料)
ひたち健康ダイヤル24
電話番号 0120-12-86-24(24時間対応、相談料・通話料無料)
日立市消防本部消防医療情報問合せ
電話番号 0294-22-4199(24時間対応、相談料無料)
応急手当に関するアドバイスも行っています。また、救急車を呼ぶか判断に迷った際にも利用できます。
ウェブサイト
全国版救急受診アプリ「Q助」(総務省消防庁)
該当する症状及び症候を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応(「今すぐ救急車を呼びましょう」、「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」、「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」又は「引き続き、注意して様子をみてください」)が表示されます。
茨城県小児救急医療啓発サイト こどもの救急手引き
受診の必要性や対処の方法など、適切な情報が見つかります。
こどもの救急(生後1か月~6歳)
厚生労働省研究班/公益財団法人日本小児科学会により監修されたサイトです。夜間や休日などの診療時間外に受診するかどうか、判断の目安を提供しています。該当する症状及び症候を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応(「自家用車・タクシーで病院に行く」、「おうちで様子を見ましょう」など)が表示されます。
茨城県救急医療情報システム
病院、診療所など県内の医療機関に関する情報を提供しています。
休日緊急診療
休日の日中に病気やけがなどで治療が必要になった場合、初期治療や応急処置を行います。
診療日や当番医療機関は、休日緊急診療のページをご覧ください。
ご利用の際は、必ず事前に電話で当番医療機関にお問合せください。発熱症状のある方や小児の場合は、対応できる範囲に制限があります。
上手な医療のかかり方
病院や診療所にかかる皆様の健康を守るため、日夜力を尽くす医師や医療従事者を守るため、厚生労働省は、「上手な医療のかかり方」プロジェクトを推進しています。
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 地域医療対策課
所在地:〒317-8601 茨城県日立市助川町1-15-15
代表電話番号:0294-23-6766
ファクス番号:0294-27-2112
保健福祉部地域医療対策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。