12月のクビキリギス
先日、カンガルー舎のコンクリ地面にひょいっと出てきた昆虫がいました。
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特徴的な赤い口
クビキリギスです。
これを撮影したのは12月9日。キリギリスの仲間はほとんど見かけなくなる時期ですが彼らは成虫のまま越冬することが知られています。草むらでじっとしているので冬でも見つけやすいのですが自分から出てきたので少し驚きました。
この日の最高気温は18.8度(参照:日立市天気相談所)。
日中はとても暖かかったので越冬しかけていたものが春と勘違いして動き出した、と考えられます。
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ふらふらのクビキリギス
越冬する昆虫は寒くなると休眠状態に入りエネルギーの消費を防ぐ仕組みが体内にあります。
クビキリギスのように成虫で越冬する昆虫は暖かい日は活動するのでエネルギーを消費してしまい「死」に直結です。
私が見つけた個体も動きはとても鈍く簡単に捕まったので休眠から目覚めたばかりでぼーっとしていたか、一度目覚めてから再度休眠できずふらふらの状態だったのかもしれません。できる限り温度変化が少なそうな法面に放しましたがどうなるか…。
最近冬の割に暖かいと感じる日が多く過ごしやすかったのですが、この暖かさは身近な生き物たちにとっては生死を左右する深刻な問題となるかもしれません。
(飼育員 かわそえ)
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