おたふくかぜ予防接種費用の助成
平成31年4月1日から、おたふくかぜ予防接種に要する費用の一部を助成しています。
予防接種を受けて、おたふくかぜと重篤な合併症を予防しましょう。
おたふくかぜについて
- 名称
- 流行性耳下腺炎またはムンプス
- 感染経路
- 飛沫感染(せきやくしゃみなど)
- 潜伏期間
- 2~3週間
- 症状
- 耳下腺、顎下腺、舌下腺(だ液を出す腺)の腫れと痛み、発熱
- 特徴
- 3~6歳ごろにかかりやすい。年長児や成人がかかると、症状が重く、合併症の頻度も高くなる。
ムンプス難聴とは?
おたふくかぜワクチンによる難聴の報告はほとんどないと言われています。
それに対して、おたふくかぜに自然にかかった人のうち、1,000人に1人頻度で、合併症として片側ないし両側の耳に感音性難聴(ムンプス難聴)を発症するといわれています。
ムンプス難聴の多くは高度~重度の難聴として障害を残し、有効な治療法はありません。
予防接種でおたふくかぜの発症、重症化予防をすることが大切です。
おたふくかぜのワクチンについて
おたふくかぜの原因である、ムンプスウイルスを弱毒化した生ワクチンです。
日本小児科学会が推奨するおたふくかぜ予防接種スケジュールは、
「1歳を過ぎたら早期に1回目、小学校入学前(5歳から7歳未満の間)に2回目」です。
副反応として、耳下腺の軽度の腫れ(1%)、無菌性髄膜炎(0.03~0.06%)が報告されています。
おたふくかぜ予防接種費用の助成について
日立市では、おたふくかぜの流行の発生を防ぐとともに、おたふくかぜのウイルスが感染することで起こる難治性の「ムンプス難聴」などの合併症を予防するため、おたふくかぜ予防接種費用の一部を助成することになりました。
対象者
1歳から小学校就学前の次に該当するお子さん
- 初めておたふくかぜの予防接種を受けるお子さん又はすでに1回予防接種が済んでいるお子さん
- 今までにおたふくかぜにかかったことがないお子さん
- 今までに本事業における助成を受けたことがないお子さん
助成額
4,000円(1人につき1回まで)
市内の予防接種実施医療機関
助成の受け方
市内の医療機関で予防接種を受ける場合
健康づくり推進課(保健センター)への申請の必要はありません。
- 医療機関に予約をして、医療機関にある予診票を記載して予防接種を受けてください。
- 接種料金と助成額の差額を自己負担としてお支払いください。
*接種料金は、医療機関ごとに異なります。接種前に医療機関にお問合せください。
市外の医療機関で予防接種を受ける場合
予防接種を受けた後、申請により助成金を受け取ることができます。
- 医療機関に予約をして、医療機関にある予診票を記載して予防接種を受けてください。
- 医療機関に接種費用を全額お支払いください。
- 予防接種が終了した後に健康づくり推進課(保健センター)に助成の申請をしてください。
<申請に必要なもの>- 日立市おたふくかぜ予防接種費助成金交付申請書兼請求書
- 領収書の原本(被接種者氏名、接種日、接種料金、接種ワクチンが記載されているもの)
- 接種記録の写し(母子健康手帳の表紙と接種記録が分かる部分の写し)
- 通帳の写し(銀行名、支店名、口座番号、口座名義人が確認できるもの)
- 提出書類を審査した後、口座に助成額をお支払いします。
申請書は、健康づくり推進課(保健センター)の窓口にもあります。
申請書等
日立市おたふくかぜ予防接種費助成金交付申請書兼請求書
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康づくり推進課
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代表電話番号:0294-21-3300
IP電話番号 :050-5528-5180
ファクス番号:0294-27-2112
保健福祉部健康づくり推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。